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D810に替えてみて

撮り方が明らかに変わった。
D700のときは、1枚1枚が勝負だった。
この構図で、この画角で必要最低限のiso感度はこれで、WBはまずはこれ、と。
D810では、とにかく鬼の3600万画素がモノを言う。
おまけにD4s譲りのグループエリアAFなんかが追加されちまったものだから、
とにかく動きものを撮るのが楽になった。
そんなでD810では、とりあえずシャッターを切ってみて、D700時代では考えもしなかったトリミングで仕上げるようなスタンスになっていったのだった。
当然、そのレンズでの歪みやら味やらを、そのまま活かすには、ノートリミングの方が圧倒的優位であることは言うまでもない。
だけど、高画素で撮って、後で仕上げることの楽さを覚えてしまうと、ついついその方法に頼りがちになってしまっていったのだった。
ただし、D810では微ブレが気になるため、シャッター速度を稼ぐためiso感度はD700のときよりも、若干高い値に設定せざるを得ない。
となると、Hit率で言えば、D700の時の方が率的には良い感じにはなってはいた。
だけど、D810では無造作に撮ることができる。となると、分数の分母の部分が大きい数字になることになる。
となれば、同じような確率を作り出すとするなら、単純には分子の数も大きくなってくる訳だ。
当然、分母の質が異なるため、単純比較はできない。

作品を作り出すには、今の撮り方なのだろうけど、
撮って楽しいのは、どっちなのだろうね。
まあ、この高画素に慣れてしまっては、
今更D4sの1600万画素では物足りなく感じそうではあるけどねえ…。
by sc44_zzt230 | 2014-10-14 21:15 | 写真・カメラ
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